ウクレレ簡単音楽理論(1)

ウクレレ用音楽理論 

基本的にはウクレレでもピアノでも根本的な理論は同じとも言えますが、それぞれの楽器によって奏法やニュアンス等はかなり違ってくると思います。
例えばギターの5フレットから上がウクレレと同じだよ、等はよく言われますが、ウクレレは4弦がギターと比べると1オクターブ高いし、経験がかなりある人でないとギターの教本等で勉強するのは大変だと思います。巷にはウクレレ用の中級者向け、あるいは音楽理論の本があまりに見当たらないので、ブログに公開していこうと思います。

音楽理論は楽器の種類によって異なる訳ではありません、がその楽器をよく知っている演奏者が書いたほうがより伝わると思います。
ギターの場合、音程が6弦から1弦に向かって順番に高くなっていますが、ウクレレはちょっと変わっていますよね。
音楽の理論はそれだけでかなり長めの本が書けるほどの内容ですが、演奏して楽しむ場合、実は必要最低限の事を知っていればいいと思っています。理論をあまり知らなくて感性のみでやっているのに、理論にも合致していて凄くよかったなんて事はよくあります。
よく法律は常識の延長とか言いますが、音楽理論にも同じ様な事が言えるのではないでしょうか。
一流の人達は自分の感性、直観、判断力等を信じてやってきたと思います。今回は最低限知っておいたほうがいいと思われる内容を選んで書いていきます。
音楽理論の場合、人によって言葉が違ったり主張が違う事もありますが、自分が納得出来て演奏に生かすことが出来ればいいと思います。
音楽理論の場合、絶対的な答えは無いに等しいです。

B.B.キングは自伝の中で語っていましたが、その昔ジョージ・コールマンに『お前はもう少し音楽を勉強しろ』と言われて、やろうとは思ったけど、やはり自分は出来なかったと言っていました。
とはいえ彼は超一流のブルースマンです。天才ドラマーのトニー・ウイリアムスはジョージ・コールマンを嫌っていたという話もありましたね。それに理論を色々知っていても演奏そのものに興味を持ってもらえないと聞いてもらえないかも知れません。
ボイトレに通っても歌が必ず上手くなるわけではないのと同じで、理論を知っていれば演奏がいきなり上手くなるわけではありません。アメリカの学校にジャズを学びに行けば、その学校がお金持ちになるという事は確かに言えますが、生徒たちが必ずしもいい演奏家になるとも言えません。
昔の一流ジャズマンでそういう学校を出た人が余りいないと思われるし、(サッチモ、マイルス・デイヴィス、エリック・ドルフィー、ウエス・モンゴメリー、ウイントン・ケリー、ビル・エバンス等、書き始めると紙が何枚あっても足りないので止めますが)
彼らは学校で学んだのではなく実生活がそのものだった様に思います。
とはいえ理論から演奏のヒント、インスピレーション等を得たり、なるほどそうなのか、と目から鱗のようなことは確かにあると思います。
カッコいいリックをコピーして練習して自分のものにしていくのが手っ取り早いのですが、ある程度理論的な事を知っているほうが理解力も高められるし、応用性と発展性においても有利だと思います。
という事でやはり理論も少し知っておいた方がいいですね。

次回は具体的なコードについて書いていきます!

つづく。
 

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