ウクレレ選び

最近何人かの方から、初心者用のウクレレはどんなのがいいかとの質問を受けたのですが、初心者は楽器店に行っても色々なデザインや種類に圧倒され、かといって店員さんに聞くにもなんて言ったらいいのか迷ってそのままターンバックして店を出てきてしまった、なんて経験のある方は多いと思います。

ウクレレは大雑把に分けると、小さいものからソプラノ、アルト(コンサート)、テナーの三種類に分けられます。
最初に入手するならアルト(コンサート)サイズのウクレレがいいと思います。
お奨めの価格帯に付いては一概には言えませんが、最近は安くてもいいものも出ています。具体的には2万円位のものでも入門用としては十分使用出来るものもあります。
もちろん初めからハワイ製のいいものを購入するという選択もとてもいいと思います。
いずれにしても購入時に経験のある人にアドバイスしてもらえればいいのですが、それが出来ない場合はいくつかのチェックポイントがありますので参考にして下さい。
気に入った音、形、色等のものがあって音を出した時にいい音と感じ、ビビリとか違和感がなかったら次に下記の細部を確認します。

①ネックがまっすぐかどうかを確認する。

②12フレットの弦高(弦の高さでフレットワイアーのトップから弦までの距離のこと)が低め(2mm位)に設定されているものを選ぶ。
ついでにナットの溝も確認しましょう。ナットも1フレットのフレットワイアーのトップと弦の距離は0.5mm位が弾きやすいです。高価なウクレレでもこの様な調整が不完全な場合もありますので確認は必須です。確認はお店の店員さんにいえば何ミリか計ってくれると思います。

③フレットワイアーの端が弾くときにに痛くないか触ってみる。

④サドルがオフセットかどうか確認する。
ギターやウクレレの弦楽器は、太い弦程ナットからの距離を長くしないと音が合わないので、サドルと弦の接点は真っ直ぐではなく少しずつずらしてあります。
これはオフセットといわれますが出来るだけオフセットのものを選びましょう。
オフセットでないと特に高いフレットで弾いた時に音程がずれて気持ち悪く、その楽器を弾かなくなるというのも悲しいです。

最後に弦に付いてですが、今は色々な素材の弦があって好みの問題かも知れません。
自分はといえば、GHSとかプロアルテとかのスタンダードなものを使用しています。

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